国語の題材選びに感動

私は仕事柄、

たくさんある情報の中からなぜそれをピックアップしたのか、

その題材が選ばれた理由に、つい興味を持ってしまいます。

 

そんなわけで、ぐりが5年生になってからというもの、

SAPIXの国語の題材選びが

なんだかとても気になっていたのです。

 

 

どういうことかと言うと…

『小学生には理解することが難しい、

世の中の弱者の話、困難な環境に置かれた人の話が多い』。

 

クレーム担当の仕事に異動になったせいで

心を病んでしまうお父さんとその家族の心境なんて、

小学生がわかるはずありませんよね?

 

 

でもこれ、教材の制作にも携わっているという

ぐりぐらの国語の先生の話を伺って、ストンと腑に落ちました。

 

「今、SAPIXに通っている子どもたちの中から、

少なくない数の生徒が将来、日本を動かす立場になると思います。

その時に、色々な人の痛みが分かる人間であってほしいんです」

 

 

正直、入試で出される問題の傾向を考えると、

そういう題材が選ばれるということももちろんあると思います。

 

でも先生のこの言葉を聞いたときに、

学校教育ではできない、柔軟な「塾」という立場だからできる

教育へのプライドのようなものを感じてしまいました。

 

 

そして5年生の夏期講習の第2回目の題材が、

「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」。

宿題で「自分の意見を書きなさい」という問10をやるように指示があり、

ぐりはウンウン唸りながら自分なりの“勉強の理由”を書いていました。

 

5年生のギアを入れるタイミングでこの題材が選ばれていることに

またもや感心。

 

 

さらに年間スケジュールを見ると、5年の後半で、

勉強をみている親の涙腺が決壊するという噂の

「15メートルの通学路」も

しっかりラインナップに入っています。

 

 

そんなこんなで、

今後、中学受験をしなかったとしても、

塾に行かせて良かったなと思えたのでした。